品川区立第四日野小学校PTAのブログです

2017年8月8日火曜日

一水会(8/2-8/8)

8月2日より5日間、PTA学年委員主催の水泳教室(一水会)が行われました。
一水会は、日比谷高校の卒業生で構成された水泳指導団体で、日本で古くから泳がれている日本泳法の「神伝流」を伝承しています。当校では、1972年より当時のPTAの方々のご尽力により、水泳指導を受け継いできております。現在、一水会の講習を受けられるのは、日比谷高校以外では、当校のみであるそうです。

通常の夏休みの水泳教室は、教職員が主体となって活動しておりますが、5日間の一水会では、受付のセッティングからその他児童たちの見守りを含めたお手伝いは、保護者であるPTAの学年委員および一水会サポート係で成り立っています。

一水会の講習は、準備運動・着替え・水泳・整理体操等を含めて、一日約2時間行われます。

初日は開水式が行われ、最終日は、納めの会および閉水式が行われたため、通常より30分長く行われました。

開水式では、校長先生のご挨拶から始まります。

その後、鈴木会長のご挨拶です。
入水式での儀式です。水の安全を祈ります。

開水式と閉水式では、様々な種類の日本泳法を披露してくださいました。

日本泳法は隊列を組んだ泳法や、遠泳など川や海でおよぐ泳法として発達してきたため、現代のプールでのタイム測定による水泳競技とはやや異なります。

午後は3年生(25メートルクロールが泳げる児童)から6年生の講習です。
3つのグループに分かれて25メートルの長さで練習しました。
4日目に取材に行った際は、クロールの呼吸(横を向く)、平泳ぎ、バタフライに分かれてそれぞれ頑張っていました。
けのび姿勢の練習風景。午前中の講習は、1年生~3年生で構成されており、
3つのグループに分かれて、それぞれ横幅の10メートルで練習をします。

熱心に指導するコーチも、自由時間では人気者です。
最終日には、水にかかわる寸劇を数本披露していただき、面白さのあまりに大笑いです。
プールの中で本物のおそばを食べる寸劇もありました。

台風5号が日本に上陸し、プールが中止になるのではないかと心配していましたが、最終日の納めの会は、台風が関東地方からそれたため、無事実施することができ、それぞれの児童が一人づつ順番に泳ぎ、5日間の成果を披露する場面がありました。

一水会の皆様、PTAの皆様、5日間お疲れ様でした。

来年も一水会の講習が実施されるといいですね。

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