品川区立第四日野小学校PTAのブログです

2025年7月28日月曜日

7/26 区民まつり

 7月26日に区民まつりが開催されました!
場所は、第四日野小学校のミニ校庭。
今年もたくさん出店していただき、開始時刻から多くの来場者でにぎわっていました。




校門を入るとすぐに、消防車が停まっており、その脇では消火器の無料体験コーナー。



消火器にはお水が入っていて、数字の書かれた的をねらうゲームとなっております。
ねらった的にだけお水を当てるのが難しそうでしたが、子どもたちはとても楽しそうに体験していました。


ミニ校庭には、ゲームや食べ物のお店がたくさん並んでいます。

のみ物、じゃんけん、ソースせんべい、ポップコーン、お菓子釣り、輪投げ、スーパーボールすくい、それに麦茶やうちわなどご提供してくださっていた本部があります。



校舎1階前では、かき氷と綿あめのお店も出店されており、たくさんの来場者で賑わってました。


会場には楽しそうな子どもたちの声がたくさん響いており、夏休みの貴重な思い出になったと思います。

18時なるとお店は閉まり、次はいよいよ盆踊り大会です!



品川音頭と東京音頭をはじめ、最後は運動会でもおなじみの四日野ソーランを子どもたちが元気に踊って大盛り上がりでした。

盆踊りのあと、子どもたちにお菓子配布もあり、皆大満足の笑顔で溢れていました。

本年度も品川区民まつり実行委員会の皆様、そしてご協力いただきました町会・企業の皆様本当にありがとうございました。

2025年7月26日土曜日

7/12 親子で美術散歩!

 7月12日(土)、目黒区美術館(目黒区目黒)で、よんひのPTA&CS連携イベント「親子で美術散歩!」が行われました。

 例年、当PTAでは、よんひのコミュニティ・スクール(CS)と連携した活動を実施しており、昨年度は「消しゴムはんこ作り」と「石けん作り」を開催しました。今回は学校を飛び出し、みんなで美術鑑賞です。

 
 この日の展覧会は「○△□えほんのせかい+目黒区美術館トイコレクション」と同時開催の「クルト・ネフ生誕99年」。子どもから大人まで楽しめる企画展です。


 引率してくださった図工専科の遠藤先生、CS学校地域コーディネーターの清水さん、CSアシスタントコーディネーターの佐久間さん・武藤さんのもと、四日野の児童や保護者が多数参加しました。  


 開館時刻の午前10時から入館し、同美術館の学芸員の方が作品を紹介しながら館内を案内してくれました。「美術館に来たことある人~?」の質問に児童たちの手はほとんど挙がりません。初めて来たという子が大半のようです。最初に「展示しているものは触らない」とみんなで約束しました。



 まずは1階のネフ社の展示コーナーの紹介。同美術館はトイの収集・展示に力を入れているそう。スイスの知育玩具メーカー、ネフ社の創業者であるクルト・ネフ氏の作品も多数所有しており「後で(触ってもいいおもちゃに)実際に触ってもらおうと思っています」という言葉に「わー」という歓声。みんなの心が弾みます。


 ネフ社のおもちゃは知育玩具と称されるだけあって、「ネフスピール」という名の積み木も単純な正方形ではなく、リボンや蝶のような形をした立方体で、2つの積み木だけで10通りの積み方があるのだそう。遊ぶのが楽しみになります。

                                      


 

 2階へ上がり、広い展示スペースをコーナーごとに解説してもらいながらまわりました。ネフ社以外のおもちゃもありますが、木や紙でできているものが大半で温かみのあふれた陳列となっています。こんなにたくさんのおもちゃを目にする機会はないので、子どもたちも友達や保護者と「これ、かわいい」「懐かしい」とワイワイ盛り上がっています。

                        

 
 2階の一番広い展示スペースでは、絵本「まるさんかくぞう」「いっこさんこ」(及川賢治・竹内繭子/作)をフィーチャーして紹介しています。さまざまなおもちゃと共に、縦×横200cmくらいの大きさで絵本の1ページを再現したものが何か所も展示されていて圧巻です。 
(このコーナーの奥に、入場者が自由におもちゃで遊べる「トイプレイコーナー」が設置されています)


  

 一通り鑑賞した後、最後の30分は「親子で美術散歩!」向けのワークショップが開かれました。触っていいおもちゃをいくつも出してもらい、自由に遊ばせてもらいました。こちらのトイコレクションは「手で考える」おもちゃであることを選定時に意識しているそうで、見るだけでなく遊ぶことも重要視しているそうです。


 積み木に挑戦して「ガッシャーン」と派手に崩して「キャー」と盛り上がる声、真剣なまなざしで集中しておもちゃで遊ぶ姿や、保護者と一緒に遊ぶ子などあちこちで楽しんでいる様子が見られました。                                                                    

 

 おもちゃコーナーの他に工作コーナーもあり、カットシールをはさみで丸や三角、四角、ハート、星、いろんな形に切ってハガキサイズの台紙に貼る製作ができ、多くの子どもたちが取り組みました。                                                 



 
 最後に、学芸員の方から「また美術館に遊びに来てください」と呼びかけられ、みんなで大きな声で「ありがとうございました」とお礼を伝え帰路につきました。


 鑑賞中もワークショップ中も、参加者のたくさんの笑顔があふれており、終了後は「とっても楽しかった」という声が聞かれました。
 
 このイベントを通じて、美術館の楽しさを知ることができました!




2025年7月10日木曜日

7/12 大人向けCAPワークショップ開催

7月12日(土)に大人向けCAPワークショップが開催されました。


CAP(キャップ) とは?

Child(子ども) Assault(暴力) Prevention(防止)の略で、子どもへの暴力防止プログラムのことです。子どもたちには、同じくこの7月に3年生の児童を対象にCAPプログラムが行われます。


講師のNPO法人青い空のCAPスペシャリスト2名にお越しいただき、副校長先生のご挨拶ののちスタートしました。分かりやすい実演を交えながらの参加型体験学習プログラムで、14名の保護者が参加しました。




大人向けワークショップは、子ども向けワークショップの流れを教えてもらいながら、加害者・被害者・傍観者にならないよう、大人として、親として何ができるか考える貴重な機会となりました。

まず、「暴力ってどんなものがある?」の質問にグループで話し合い、身体~心理的なものなどあらゆるワードがでました。


ワークショップの実演

子どもにとって特に大切な3つの「権利」について学びました。

「安心」 「自信」 「自由」 に生きる3つの権利は、誰もが生まれながらにして持っているものです。

その大切な権利を守るために何ができるか、「いじめ、誘拐、性暴力」をテーマにしたロールプレイを通して、権利が脅かされる場合の具体的な解決方法について見せていただきました。





「いじめ」編

「友だちにカバンを持ってと強要されたら・・・」の劇では、相手の権利を奪わずに自分の権利を取り戻すにはどうしたら、という視点で何ができるか考えました。


「誘拐」編

子ども向けに紹介している護身術の例を教えていただきました。


「性暴力」編

知ってる人(家族や親戚含む)からの性暴力について、逃げることや(時間がたったとしても)別の大人に相談することの重要性について教えていただきました。

また、「相談」に対して「告げ口」は相手を困らせようと思って話すことで、相談とは別物だということも子どもに説明しやすい例だと思いました。



3つの権利が奪われたとき、CAPが提示する選択肢は

 NO  いやと言ってもいいよ   

GO  逃げてもいいよ   

TEL  誰かにお話ししてね


どうして「いやと言いなさい」「逃げなさい」ではないのか?子ども自身の選択肢にしていることが大事といったお話もありました。つい親として指示をしてしまいがちですが、言えないことで罪悪感を感じることもあるとのことで、子どもが選択できることが重要だと分かりました。


参加者ロールプレイでは、子どもと大人のセリフに分かれて、子どもがどんな気持ちになるか、体感してみました。

子ども 「上履きかくされていやだった」に対し、「いやって言いなさいよ 」ではなく「◯◯ちゃんは上履きがなくなっていやだったんだね」と気持ちに寄り添う共感が大事なのだと学びました。

また、忙しくてすぐに話を聞けない時は、いついつにまた教えて、と約束し必ず聞くことが大事だと学びました。

聞くことで、たとえ問題が解決しなくても、共感によって心や気持ちが軽くなるとのお話があり、解決策を考えるよりもますば子どもの話を聞こうと思いました。




最後に、自尊感情をはぐくむことで、他人も大事にし人権意識を高めることにつながるとお話いただき、子どもたちにもCAPプログラムを通じて自分も他人も大切な存在であることを学んでもらいたいと思いました。


NPO法人青い空の講師の皆さま、企画いただいた文化委員の皆さま、有意義な時間をありがとうございました。

2025年7月1日火曜日

6/28 親子で楽しむヨガ&ボクササイズ

 2025年6月28日に開催された【親子で楽しむヨガ&ボクササイズ】の様子をお知らせします。


低学年の部と高学年の部の2部編成で、それぞれ45分のプログラムです。
タイトルのとおり子どもと大人が一緒に参加できる構成になっています。
参加者は保護者と子どもたちの総勢で40名ほどとなりました。


講師は寳達 真紀子(ほうだつ まきこ)先生です。
ヨガ、トレーニング、整体師のパーソナルトレーナーとして活動する傍ら、発達支援のデイサービスや放課後デイサービスで子供たちに向けた運動講師としても活躍されています。

「動いて楽しい、子供と動くのが楽しい、曲に合わせて動くのが楽しい、とぜひ感じて帰ってください」というお声がけで和やかにレッスンがスタートしました。


前半はボクササイズパートです。
まずはストレッチメインのウォーミングアップからスタート。
軽くステップを踏みつつボクササイズの基本の動きを練習しながら、リズミカルにどんどん進んでいきます。



身体が温まってくると、徐々にヒートアップ。
右・左・右・左とジャブ、フック、アッパーを次々くりだし、前蹴り、横蹴り、後ろ蹴りまでをワンクール。



ここまでくると、息も切れ切れ、先生と同じように動けていると信じて必死についていく感覚です。
次は、習得した基本の動きを流れるように組み合わせてボクササイズ本番に。
アップテンポの曲に合わせて、ジャブ、クロス、フック、膝上げ、前蹴り!
さらに、ジャブ、アッパー、フック。次に膝あげ、前蹴り、後蹴り!



先生の軽快な声かけにぐんぐん引っ張られて、自分の身体じゃないみたいに体がどんどん動いている感覚に。
同じ動きを流れに任せて何度も繰り返すことで、心なしか上達してきたように思えます。
周りを見渡すと、大人も子どももみんな笑顔でボクササイズに夢中です。



合計3曲ほどボクササイズを満喫して、心地よい疲労感とともにボクササイズパートは終了です。


さて、ここで今回のプログラムについてすこし補足です。
ボクササイズとヨガの組み合わせがとても珍しく感じたため、寳達先生によくこのプログラムをされているのか聞いてみると、なんと今回の開催にむけて考案してくださったオリジナルのプログラムなんだとか。
小学校での開催で、大人と子どもが一緒に楽しめるプログラムということで、活発な動きがあって子どもでも飽きずに参加できるボクササイズと、ゆったり親子ともに身体を調整できるヨガを組み合わせてくださったそうです。

どちらにも重要な呼吸をベースに、もともと格闘技とヨガは相性がとても良く、動と静を組み合わせることで心身のバランスを整えるのにとても有効なのだとも教えてくださいました。

トレーナーでありながら、整体師やお子さんの発達支援と広く経験をお持ちの先生ならではの視点です。


後半はヨガパート。
まずは太陽礼拝でヨガの深い呼吸のはじまりです。


心地よい音楽とともに、立位のポーズで戦士のポーズ~脇ストレッチ~木のポーズ~合掌。






次は床に座って、鳩のポーズ~かんぬきのポーズ~手足のばし~合掌~子供のポーズで休息。



肩、首、背骨、腰、下半身のストレッチポーズでゆっくり全身のメンテナンスをしたら、
お待ちかねの屍のポーズへ・・・
照明も落とされ、うっかり眠りに落ちそうになりながら今日のプログラムの終了です。

終わった後の皆さんの晴れやかなお顔も印象的で、運動って気持ちいいな!ということを再認識できたレッスンでした。

子どもたちと暮らしていると、運動の時間やリフレッシュの機会が後回しになりがちなもの。学校で開催されるプログラムでこのような機会が持てるのは嬉しいなぁ、と強く感じたイベントでした。

次回の開催が楽しみですね!


素晴らしいプログラムを提供くださった寳達先生、イベントの企画運営にご尽力くださった文化委員の皆さまとサポーターの皆さま、素敵な時間を提供くださりありがとうございました!