お料理を作る基礎も学ぶ必要のある5年生。
でも、まだまだウィルス感染が終息していないため、特別に試食禁止という制約付きで行われました。
5年生にとっては、家庭科の授業は初めての年となります。1学期は休校が多く、学校公開や運動会などの行事がなく子どもたちの学校の様子を見ることができませんでした。今回の取材では、子どもたちが急激に成長してきた姿を間近で見ることができる貴重な機会でした。
CS(コミュニティースクール)から4名のボランティア(主に5年生のお母さん達)もお手伝いに加わりました。
子どもたちが困っていたり迷っているときにアドバイスを与えたり、危なっかしい時に指摘する場面が多々あったため、非常に貴重な人員でした。1クラスにつき生徒数は22-23人でしたが、4名のボランティアの方々は、子どもたちの相手に継続的にしていたため、感謝でいっぱいです。
調理実習は、1班につき4名前後で行い、男子と女子は別々の班に分かれていたため、性別関係なく調理の経験をすることができていました。
男女供に楽しく夢中になって実習をする姿が見られました。
午前中に実施されたため、お腹がすいて、食べたそうにしている子どもいましたが、ここは我慢です。ボランティアの方々も、子どもたちがつまみ食いしないよう、見張ってくださいました。
献立は、ほうれん草のお浸しと小吹芋です。
かつおぶしの盛り付けも大切です。一部の子どもたちの間では、お醤油をたらす係が人気でした。
本日使用する調理器具。
本日の食材。
じゃがいも切り。
ほうれん草も自分たちで切ります。
ほうれん草を茹でています。
小吹芋ができました。あとは盛り付けだけ。お皿への盛り付け係も一部の子どもたちの間では人気があり、自分の番になると焦ってしまって、小吹芋がお皿から出てしまったり、床におとしてしまう場面もありました。
終わったらお片付け。
家庭では、お料理を作るということは後片付けの作業も含まれることも念頭に入れなくてはなりません。調理器具を洗って元の場所に戻したり、調理台をきれいにふきとったりするための労力も必要です。また、よごれがなくなった状態にするのも重要ですが、経験の浅い子どもたちには難しいということが見受けられました。ボランティアの方々はそのあたりもチェックして、洗い方や調理台のふき方が足りない所も指摘してくださいました。
コミュニティスクールでの家庭科ボランティア数は、皆様のご協力があり、現時点では人数が揃った模様です。都合がつきましたら、PTA活動やその他のボタンティアのお手伝いを通じて、子どもたちの様子を間近に見に来てください。
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