朝から舞っていた雪が雨に変わったあいにくの天気の中、西五反田保育園の園児たちが四日野に遊びに来てくれました。
二十分休み終了間際に教室を覗いて見ると、すでに机と椅子は廊下に運び出されていて、教室の中では慌ただしく準備をしていました。
チャイムが鳴り、整列係の号令で、素早く並びます。
園児たちと図書室で対面後、教室で一緒に昔遊びをするのです。
手には、担当する園児のために作った、名札がありました。
班ごとに並んで、対面式に臨みます。
各班の代表が担当する園児の名前を呼んでいきます。
「はい」と大きな声で返事をする子が多かったです。
ちょっとそわそわしている様子から、二年生のワクワクと興奮が伝わってきました。
しっかりと手を握って、階下の教室へと戻ると、班ごとに分かれて、まずは自己紹介。
その後、様々な「昔遊び」が始まりました。
けんだま。
かるた。
コマ回し。
紐を使って回すのは難しいので、手で回す方式で教えていました。
回り出したコマを、下敷きで救い上げたり、救い上げたコマをまた床に戻したり。
コマ一つで、幾つもの遊びが展開していきます。
お手玉。
二つまではうまく扱えても、三つになると、やはり難しいようです。
ちなみに、一番取り合いで喧嘩になっていたのも、お手玉でした。
ダルマ落とし。
崩れずに上手に二回成功した園児の、嬉しそうな笑顔が印象的でした。
園児につきっきりで熱心に教えている子がいる一方で、二年生だけで遊び始めてしまうグループや、派手に喧嘩を初めてしまい、園児をドン引きさせてしまうグループもあり、相変わらず個性が光る二年生の姿に、思わず笑ってしまう場面も多々、ありました。
ちなみに、撮影の合間に、「これ出来る?」とけん玉、コマ回し、お手玉、と次々に持ち込まれましたが、その全てをクリア出来たのは、奇跡かもしれません(ほっ)。
みんなが遊びに夢中な中、誰も使わなくなった遊び道具を、黙々と片付ける男子の姿もありました。
目立たないけれど、立派な雄姿をカメラに収めさせて頂きました。
先生から「お片づけ」コールがかかると、みんなで協力して片づけ始めます。
楽しい時間は、いつもあっという間です。
園児たちの、「楽しかった!」の声に、嬉しそうな顔をしていた二年生。
笑顔で手を振って、お見送りです。
後になって校長先生から伺ったところによると、けん玉が出来るようになったり、お手玉が上手になった子がいて、付き添いで来て下さっていた保育士の先生方から、感謝の言葉を頂いたそうです。
今週は、毎日何らかの行事があって、二年生は大忙しの一週間でした。
無事、全員で乗り切れて良かったね。
お疲れさまでした!
0 件のコメント:
コメントを投稿