品川区立第四日野小学校PTAのブログです

2014年10月29日水曜日

連合音楽会

10月29日、きゅりあんにて品川区立小中学校合同連合音楽会が行われました。
四日野も含め、各学校とも素敵な演奏・合唱でした。後日、ケーブルテレビ品川で放映予定です。

2014年10月26日日曜日

お別れパーティー(二年生)

10月27日の月曜日で、約一か月お世話になった教育実習の先生とお別れをすることになる二年生。

「ありがとう」の気持ちを伝えたい!
ということで、24日(金)の五時間目に、完全にサプライズのお別れパーティーを開催しました。

このパーティーの、クラス目標は、ズバリ「先生を泣かすこと」。

五時間目の前、はげみの時間に、何も知らない教育実習の先生が、絵本の読み聞かせをする声を廊下越しに聞きながら、彼らの計画が無事に成功することを祈ります。

日直さんの「これで、昼のはげみを、終わります。ありがとうございました」の声に、「ありがとうございました」と唱和した途端、いきなり全員が立ち上がり、一斉に動き出しました。
机を教室の後ろに押す子、黒板に模造紙を張ろうとする子、椅子を円に並べようとする子……。
何も知らない先生が一人、目を白黒させていました。


どうやら席順はあらかじめ決めていたようですが、行き違いがあったようで、数か所で言い争いが始まりました。
いきなり計画がとん挫するのか、と肝を冷やしましたが、何とか解決してほっと胸をなでおろしました。

先生は大いに驚いていたので、サプライズ作戦はまずは成功です。
開会の言葉を忘れてしまった担当者に、みんなが耳元でセリフを教えていました。
みんなで助け合う、二年生の良いところが光ります。


開会宣言の後、みんなが立ち上がります。
目的地は校庭。なぜか、リレーが式次第に入っていました。
浮足立ちつつも、一路校庭へ。

 
 
 チームが発表され、列に並びます。


半周かな、と思ったら、なんと一人一周でした。
先生も四番チーム(青チーム)のアンカーとして走ることになりました。




バトンの受け渡しも、運動会の時よりも心なしかうまくなっていました。



先生も走ります。
一回戦後、多くの「もう一回!」の声に、担任の先生のGOサインが出て、二回戦も行われました。



二度の力走を終えると、靴箱へと移動しました。
興奮でわさわさしていましたが、「他のクラスはまだ授業中ですよ」という担任の先生の一言に、しんと静かになりました。
このあたり、以前の公園紹介の時よりも確実に成長しています。


教室に戻ると、ばくだんゲームが待っていました。
ばくだんゲームとは……。

みんな大好き某妖怪アニメの音楽に合わせてボールを回し……


音楽が止まった時にボールを持っていた人に、先生があらかじめホワイトボードに書いておいたものが好きか嫌いか、その理由を言います。
何が書かれているかは、先生しか知りません。
その答えを聞いてから、それが何かを知らされ……全員で大爆笑する、というゲームです。


しばらくすると、ボールが二つに増やされました。
しかも、回り方は左右逆なので、ボールが混戦することもしばしば。
当たりたくて、ボールをキープしようとする子も出て、ブーイングも起こります。
教育実習の先生も、見事に当たりました。



騒がしいせいか、楽しそうに見えたのか、教室のカメもずっとこんな感じでした。


ゲームが終わった後は、みんなが書いた作文を、代表の生徒が二人、読み上げました。
全員の分をまとめたものは、先生にプレゼントされました。


その後、全員で(尾崎紀世彦さんのものではない)「またあう日まで」を歌いました。
歌の途中ですすり泣く声が混じり始めます。
子どもたちに交じって、先生もハンカチで目元を押さえました。
本日の目標、「先生を泣かせる!」は無事達成です。


最後に、先生からのお言葉を頂きました。
二年生に語り掛ける言葉の端々に、担任の先生の影響を感じました。


これでおしまい、といった空気が流れる中、突然先生があるものを手にして取り出します。
なんと、先生から、お手製のお花のメダルのプレゼントがあったのです!
しかも、一人一人にメッセージが書かれたものでした。
名前を呼ばれて、首に下げたお花の裏を、席に戻って読む子どもの横顔は、とても嬉しそうでした。


終わりの言葉で楽しかったパーティーは終了です。
みんな満足そうでした。


司会の「これでお別れ会を終わります」と相前後して、五時間目終了のチャイムが鳴りました。
時間ぴったりに終わらせることが出来るとは思いませんでした。

楽しい時間を、計画通りに、時間通りに終わらせることは、大人でもそう簡単ではありません。
それをやってのけた彼らに、心の中で拍手を送りました。

こうやって成長する様子を間近で見ることの出来るのは、広報委員の役得だなぁとしみじみ思いました。

今回も快く取材を許可して下さった先生に、この場を借りて感謝したいと思います。
ありがとうございました。









2014年10月23日木曜日

音楽集会

10月23日の音楽集会で、4・5年生の合奏と合唱の披露がありました。29日「品川区立小中学校合同連合音楽会」出場曲で、朝の体育館にきれいな歌声が響きました。

2014年10月19日日曜日

学校公開・市民科授業地区公開講座公開授業

10月17日学校公開
10月18日市民科授業地区公開講座公開授業と
充実の二日間となりました。
 
写真を添えて盛りだくさんのようすをお伝えします♪

  正門前の掲示板もきれいな紅葉に彩られています。
校舎に入ってすぐにも、すてきな秋が待っています。
 
少し進むと児童たちからの四日野89年のお祝いが飾られています。
授業も充実。

1年生 大事に育てた朝顔の蔓を使って
リースを作りました。
クリスマスリースに仕上げていきます。
 図工
ダンス
 学年を超えたわくわく班での給食。
お弁当仕様にしてくださって、校庭で頂きました。
その後わくわく班あそび。
たーっぷり体を使って遊びます。
 
翌日18日

市民科授業地区公開講座公開授業
 

 ずらーっとタブレット。
 
・1年生 相互理解
・2年生 衝動コントロールと問題解決
・3年生 丁寧な言葉で話そう
・4年生 正直で素直な心
・5年生 賛成・反対の立場をはっきりさせよう
・6年生 仕事って何?働くってどういうこと?
各学年それぞれのテーマで市民科の授業が行われました。
 
こちらは6年生。
付箋にお友達のいいところを描いて、
お友達にプレゼントしていきます。
自分のいいところを発見、再確認して
仕事について考えていきます。
 
市民科の授業を見た後
保護者には講演会を用意していただきました。
いつもなら保護者会が行われるようですが、
今年は校長先生がこどもたちの心についてのお話を考えるとき
いつも思い浮かぶのは梅原先生という
校長先生一押しの梅原厚子先生の講演会です。

「豊かな心をはぐくむ大人の役割」というテーマでのお話でした。
45分というほんとうに限られた時間でしたが、
参加させていただいて、よかった!ということに尽きる講演会でした。
ユーモアと優しさにあふれた雰囲気の中で
マズローの理論をもとに
今社会やこどもたちになにがおきているのか
そのなかで親はどうしていったらいいのかをお話しいただきました。
これは個人的な感想になりますが、
先生のお話は私にしみいるように入って来て
私の中でこんがらがっていた糸をスルスルとほどいてくださり
これから進むべき道を示して下さったように思います。
いろいろな思いがこみ上げてきて、
がんばっていないと涙があふれそうでした。
私のつたない表現力で十分にお伝えできないのがもどかしいのですが、
学校でこういう企画があったら、
次回はぜひご参加下さい!(笑)
 
(広報委員 すずき)
 
 
 


2014年10月18日土曜日

さつまいもパーティー(二年生生活科「野菜を育てよう 秋」)

五月から、長い時間をかけて大切に育ててきたさつまいもを使ったスイートポテト作りは、四日野の二年生の恒例行事です。

今年の異常気象で、「近年まれに見る不作」と松山さんが嘆くほど、西四広場のさつまいもの収穫量は僅かでしたが、子どもたちはそれにもめげず、「その日」のために、おうちで作り方(レシピ)や使う調理器具を調べるなど、着々と準備を重ねてきました。

その準備の集大成が、10月16日(木)、開校記念日の夕方四時から、一年一組前の花壇で始まりました。
前日お手伝いに手を上げた保護者の方々が、家庭科室で調理器具を出している間に、母親に同行してきた子どもたちと、すまいるスクールに参加して在校していた二年生数名で、掘り起し作業に取り掛かります。































収穫量は淋しかったですが、子どもたちは土まみれになって、とても満足そうな顔をしていました。 すでに収穫を終えていた西四広場のさつまいもも、同じような状況だったため、今年は不足分を購入したさつまいもで補うことになりました。


掘り出し作業を見ていた一年生の男の子が、「明日の給食に出るの?」と訊いてきたので、「残念ながら、二年生だけなんだ」と答えると、ひどく落ち込んでしまったので、「来年になったら、今度は自分たちでさつまいもを育てて、それを使って自分たちで作って食べるんだよ」と伝えてみたら、「そうなんだ」と少し浮上した表情で笑ってくれました。

来年は、大きなさつまいもがたくさん収穫出来ますように。



そんな前日準備を経て、翌17日(金)1.2時間目。 教室で準備を整えてから、静かに家庭科室に移動します。 テーブルに準備されたガスコンロや鍋、その他調理器具を見て、子どもたちの眼が輝き、テンションが上がるのが分かります。
興奮気味の子どもたちを、先生が上手に落ち着かせ、今日の手順の確認や、お手伝いに入る保護者の紹介を終えてから、作業に入りました。














前日の打ち合わせでは、ピーラー作業は大人が……と先生がおっしゃっていたのですが、「いや、やらせてみましょう」「さつまいもを、まな板に固定出来る形に切ってあげれば出来ると思います」という保護者の意見が通って、皮むき作業は子どもたちが担当することに。
不慣れな手つきに、見守る方はハラハラです。
とても写真は撮れませんでした。














皮むきを終えたさつまいもを、火が通りやすい大きさに切るのは大人の役目ですが、それをお湯に入れるのと、茹で上がったさつまいもをお湯から上げるのは子どもたちです。















茹で上がったさつまいもをマッシャーでつぶし、バターと砂糖を投入。 滑らかになるまでしゃもじを動かします。














ちょうどmLの勉強を終えていたので、生クリームは、必要量を確認しながら、大人と一緒にはかりました。














滑らかになったところで、アルミカップに入れていきます。
個性が光る瞬間です。

これまでは、備え付けのオーブンで焼いていたそうですが、今年はホットプレートに挑戦しました。















皆で協力してお片づけをしているうちに、家庭科室に良い香りが漂い始めます。
洗い物が終わる頃には焼き上がり、パットに並べられた美味しそうなスイートポテトを前に、今日の振り返りを書きます。
おあずけをくらった状態ではありましたが、二年生はちらちらとスイートポテトに視線を投げつつも、鉛筆を動かしました。














無事に自分たちで作ったスイートポテトを試食し終えた頃、西四広場でも育ててきたさつまいもを見守ってきて下さった松山さんが登場します。
全員で大きな声でお礼を言いました。















すると、松山さんからケーキのプレゼントが!














さつまいもペーストの中には栗が丸々一個入っていて、そこにチョコレートをかけた上に、生クリームとイチゴがのっています。
ミントの爽やかな香りが、目だけではなく鼻も楽しませてくれました。
本当に美味しいケーキを、ありがとうございました!