前回とは打って変わって、蒸し暑い晴天の下、二年生は第三回目のまち探検に出かけました。
「昨日の自分に負けない」というのが、去年から続いているクラス目標の一つである二年生。
前回の校外学習の時よりも、列を詰めて歩き、お喋りを控えられるといいですね、と先生から声をかけられてからの出発になりました。
三日目の目的地は、最も遠い「不動公園」。
先生から、説明を受けた後、みんなで手を合わせました。
公園につくと、先生のハンドサインに従って、四列に並び替え、不動公園紹介班の説明を聞きます。
前回よりも、はっきりと大きな声でテンポよく発表が出来ていました。
発表の終了後、高らかに「おにごっこ大会」の開催が宣言されます。
鬼は二人まで、範囲は「先生が見える場所」、鬼は帽子を裏返してかぶる、といった約束事を確認してから、一斉に駆け出します。
途中から、明らかに鬼ごっこではなくなり、遊具で遊び始めますが、どの子も満面の笑みです。
暑さを忘れて走り回ります。
とはいえ、緩やかに鬼ごっこは続いていて、唐突に背中をタッチされて鬼に変身している場面も見られました。
前回よりも短い時間で集合することが出来た二年生に、「暑いけれども気を抜かずに帰りましょう」と先生からの釘がささります。
静かな移動が始まりました。
公園を出ると、影のない道路が続きます。
公園の中を走り回った彼らの頭の上を、容赦なく太陽が照り付けます。
暑さにだらけそうになりながらも、来た道を戻り、学校を目指しました。
悪条件が揃っていたにも関わらず、列を詰め、まっすぐに並んで帰ってくることが出来ました。
「昨日の自分に負けない」。
先生の教えは、きちんと身についているようです。
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