6月11日(水)1時間目。
生活科の授業で、数回に渡って、学校の近くにある「お気に入りの場所」を皆に案内、紹介をする、という校外学習を行っている真っ最中の2年生。
今日は、その2回目です。
先生からの指示は、
「まっすぐに並ぶ」
「話はしない」
「間を詰めて歩く」。
1回目の時の自分たちを超えるように、と先生からの喝が入りましたが、下駄箱に行くまでの間にざわざわ話をしてしまい、無念のリテイク。
お手伝いのために同行して下さる、用務の鈴木先生と笑いを堪えながら、教室へと戻ります。
二度目は何とかOKをもらい、曇天模様の中、念のために、と傘を片手に学校を出発しました。
ちょうどお出かけになる音楽の坂本先生と遭遇し、一人の女の子が丁寧に「こんにちは」と声をかけます。
四日野では、ちょうど今、「四日野っ子週間」で挨拶奨励運動中。
きちんと挨拶出来ていて偉いなぁと感心していると、PTAの副会長さんもご来校。
みんなで元気に挨拶が出来ました。
本日の目的地は二か所。
まずは、第一の目的地である、某男子児童の家へと向かいます。
学校を出た後、先生からハンドサインで「2列で左側を歩く」「1列になる」などの指示が出ますが、気付いてその通りにするのは前列の方だけで、後方の子どもたちには、付き添う大人が促すことになりました。
手にした傘を振り回したり、剣に見立てたり。
お喋りをしたり、きょろきょろしたり、と校外学習の興奮が伝わってきます。
先ほどのリテイクの際に見せた真剣な顔は消えてしまいましたが、それでも何とか列を保って無事到着しました。
紹介する子どもたちが、この家を選んだ理由と魅力について語ります。
皆の前で発言をするのが苦手な男の子が、一番大きな声ではっきりと話していて、成長を感じました。
「〇〇さんの家は、〇階にあります」の説明に、みんなで上を見上げます。
幾つかの質問と、発表の良かったところ、こうすればもっとよかった、という感想をもらってから、次の場所へと移動します。
階段、横断歩道、細い道、と幾つかの難所を超えつつも、時々先生のストップが入り、そのたびに小さな指示と注意が飛びます。
外に出ているという気分の高揚と、二年生として「きちんとしなければ」という意識の間で揺れ動いている様は、微笑ましいです。
第二の目的地は、西桐ケ谷公園でした。
紹介担当の三人が、つかえながらも一生懸命、説明をします。
紹介が終わると、突然出た、「では、鬼ごっこを始めます!」との一言に、全員が歓声を上げます。
傘をベンチに置き、鬼の希望者でじゃんけんをし、ややなし崩し的にスタート!
みんな一斉に走り出します。
「遊ぶ時は全力投球!」と言わんばかりに、大変なはしゃぎっぷりです。
その後、何とか再び集合し、感想や改善点について話し合ってから、公園を後にしました。
帰途の道で、小さなカニを見つけた二年生。
「食べたい」「飼いたい」などとついつい話が盛り上がりました。
小さなカニ一匹の発見から、「ザリガニとカニの違いについて」「去年の夏に行ったキャンプの話」など、どんどん話題が広がっていくうちに、学校に無事到着。
鈴木先生にしっかりと大きな声で「ありがとうございました!」とお礼を言ってから、教室に戻りました。
幸い雨に降られることなく、無事に探検2日目を終えることが出来ました。
次回行く場所は、今日よりも遠くにあるそうです。
2回目の自分たちを超えられるか!?
頑張れ、2年生!
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