二年生の教室の前には、すでに大量のとうもろこしがありました。
その数、およそ70本ほど。
品川区が提携している千葉の農家から届いたものだそうです。
なかなか目にすることの出来ない、とうもろこしの葉や花(枯れてますが)まで、一緒に送って下さったそうです。
今日の給食でみんなで食べるとうもろこし。
早く触って皮を剥きたい気持ちをおさえて、まずは座学の時間です。
前回、春野菜の時に学んだ「旬」について、憶えているかどうか、確認します。
次々に答えていく姿に、内心で拍手を送ります。
いよいよエプロンと三角巾姿になって、とうもろこしの皮むきが始まります。
みんなの目がとうもろこしに釘づけになっていました。
教室中に、青臭い匂いが広がります。
何枚皮があるのか数えながら一生懸命むいていきました。
あっという間に皮が机に溢れます。
外側から順番に、という声もむなしく、黄色の実を見たいがためか、数枚一気に剥こうとしたりと、大人の想像を超えたやり方をする子が続出します。
その中でも、一番目を奪われたのが、これ。
思わず、一枚写真を撮らせてもらいました。
皮むきを終えると、全員で給食室に向かいます。
今年の二年生は教室が二階なので、とうもろこしだけは、ワゴンに乗せて、給食用のエレベーターで移動しました。
まち探検での移動の練習の成果か、中澤先生の厳しい表情のせいか、二年生は静かに移動することが出来ました。
教室に戻ると、再び座学……いえ、クイズです!
この花、何の野菜の花でしょう?
正解は、こちら。
全問正解した子が、5人くらいいました。
最後に、ガーデンマスターの皆さんが大切に育てて下さっている夏野菜の観察のために、屋上に向かいました。
雲一つない晴天の下、緑が目に眩しかったです。
子どもたちは、大きい実をつけたなすや、僅かに色づき始めたトマト、ちっちゃなスイカの実を見ては大喜びしながら、じっくりと観察をして色鉛筆で紙いっぱいに思い思いの野菜の絵を描いていきました。
この授業は、秋、冬と続きます。
この授業を通じて、子どもたちが野菜と仲良くなれるといいな、と思いました。
さて、取材を終えて、商店街を歩いていくと、東門にちらほら人影が。
そう、今日は一学期最後のモーニングコンサートの日だったのです。
本日の曲は、「アナと雪の女王」から「let it go」の、前半部分。
後半部分はこれから練習して、区民まつりで披露される予定だそうです。
楽しみですね。
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