2025年6月28日に開催された【親子で楽しむヨガ&ボクササイズ】の様子をお知らせします。
低学年の部と高学年の部の2部編成で、それぞれ45分のプログラムです。
タイトルのとおり子どもと大人が一緒に参加できる構成になっています。
参加者は保護者と子どもたちの総勢で40名ほどとなりました。
講師は寳達 真紀子(ほうだつ まきこ)先生です。
ヨガ、トレーニング、整体師のパーソナルトレーナーとして活動する傍ら、発達支援のデイサービスや放課後デイサービスで子供たちに向けた運動講師としても活躍されています。
「動いて楽しい、子供と動くのが楽しい、曲に合わせて動くのが楽しい、とぜひ感じて帰ってください」というお声がけで和やかにレッスンがスタートしました。
前半はボクササイズパートです。
まずはストレッチメインのウォーミングアップからスタート。
軽くステップを踏みつつボクササイズの基本の動きを練習しながら、リズミカルにどんどん進んでいきます。
身体が温まってくると、徐々にヒートアップ。
右・左・右・左とジャブ、フック、アッパーを次々くりだし、前蹴り、横蹴り、後ろ蹴りまでをワンクール。
ここまでくると、息も切れ切れ、先生と同じように動けていると信じて必死についていく感覚です。
次は、習得した基本の動きを流れるように組み合わせてボクササイズ本番に。
アップテンポの曲に合わせて、ジャブ、クロス、フック、膝上げ、前蹴り!
さらに、ジャブ、アッパー、フック。次に膝あげ、前蹴り、後蹴り!
先生の軽快な声かけにぐんぐん引っ張られて、自分の身体じゃないみたいに体がどんどん動いている感覚に。
同じ動きを流れに任せて何度も繰り返すことで、心なしか上達してきたように思えます。
周りを見渡すと、大人も子どももみんな笑顔でボクササイズに夢中です。
合計3曲ほどボクササイズを満喫して、心地よい疲労感とともにボクササイズパートは終了です。
さて、ここで今回のプログラムについてすこし補足です。
ボクササイズとヨガの組み合わせがとても珍しく感じたため、寳達先生によくこのプログラムをされているのか聞いてみると、なんと今回の開催にむけて考案してくださったオリジナルのプログラムなんだとか。
小学校での開催で、大人と子どもが一緒に楽しめるプログラムということで、活発な動きがあって子どもでも飽きずに参加できるボクササイズと、ゆったり親子ともに身体を調整できるヨガを組み合わせてくださったそうです。
どちらにも重要な呼吸をベースに、もともと格闘技とヨガは相性がとても良く、動と静を組み合わせることで心身のバランスを整えるのにとても有効なのだとも教えてくださいました。
トレーナーでありながら、整体師やお子さんの発達支援と広く経験をお持ちの先生ならではの視点です。
後半はヨガパート。
まずは太陽礼拝でヨガの深い呼吸のはじまりです。
心地よい音楽とともに、立位のポーズで戦士のポーズ~脇ストレッチ~木のポーズ~合掌。
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次は床に座って、鳩のポーズ~かんぬきのポーズ~手足のばし~合掌~子供のポーズで休息。
肩、首、背骨、腰、下半身のストレッチポーズでゆっくり全身のメンテナンスをしたら、
お待ちかねの屍のポーズへ・・・
照明も落とされ、うっかり眠りに落ちそうになりながら今日のプログラムの終了です。
終わった後の皆さんの晴れやかなお顔も印象的で、運動って気持ちいいな!ということを再認識できたレッスンでした。
子どもたちと暮らしていると、運動の時間やリフレッシュの機会が後回しになりがちなもの。学校で開催されるプログラムでこのような機会が持てるのは嬉しいなぁ、と強く感じたイベントでした。
次回の開催が楽しみですね!
素晴らしいプログラムを提供くださった寳達先生、イベントの企画運営にご尽力くださった文化委員の皆さまとサポーターの皆さま、素敵な時間を提供くださりありがとうございました!